こんにちは、ブログをご覧いただきありがとうございます。
岩手県一関市のくまがい接骨院の熊谷です。
前回の内容は
「量」をこなしていくと身体(脳)は疲労し
疲労が重なることで「質」は低下。
「質」が低下するとさらに「量」をこなさないといけない
するとさらに疲労が蓄積し「質」が低下する。
という悪循環について説明しましたm(__)m
今回は「量」と「疲労」について話していこうと思います。
「疲労が蓄積すると質が下がり、それが悪循環につながりやすい」
では「次の日に疲労を持ち越さなければいいのではないか?」となります。
「寝れば疲労は抜けるから問題ない」
そうすれば毎日練習したっていいじゃないか!と。
昔からよく言われてました・・・
では本当にそうなのか?
そこには「疲労の種類」というのが大きく関与していきます。
ここで疲労について話すとそれだけでものすごく長くなるので
今回は簡単に説明させてもらいます。
まず疲労は大きく分けて2つです。
「肉体的な疲労」と「精神的な疲労」です。
スポーツを行なう上では「肉体的な疲労」が大きく影響します。
もちろん競技によっては「精神的な疲労」も関与しますが
今回はより分かりやすくするため「肉体的な疲労」にフォーカスします。
「肉体的な疲労」は急性のもの、慢性のものに大別できます。
急性期の疲労は、運動によってエネルギーが減ることで起きる疲労
瞬間的に出るダルさなどです。
慢性疲労は筋損傷やストレスなど翌日に持ち越すような疲労
筋肉痛や過緊張による可動域の低下などです。
細かく言うと微妙に違ったりもしますが、だいたいこんなイメージでいいと思います。
急性疲労は基本的に翌日に持ち越さないので影響は残りにくいですが
慢性疲労は翌日に持ちこすため、毎日練習していくと疲労の積み重ねにより
「質」の低下やスポーツ障害の要因になりやすいです。
このように「疲労」には翌日に影響が残る疲労と残らない疲労があります。
確かに寝れば回復する疲労であれば問題ないのですが
練習の内容によっては翌日に影響が出る疲労もあります。
「量」と「疲労」の関係をよく理解し
練習の内容を組み立てていくことが大切です。
次回は「質」について説明していきたいと思います。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございますm(__)m
また次回もよろしくお願いいたします( ゚∀゚ )