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2019.04.02更新

こんにちは、ブログをご覧いただきありがとうございます。
岩手県一関市のくまがい接骨院の熊谷です。

 

今回は「質と量」の最終回です

「量」は完全悪ではないについてお伝えしていきます

 

ここまで量より質の話をしてきました


誤解してほしくないのが、「量」は完全悪ではないということです

何故かというと

競技には「耐性」というものがあるからです


耐性とはどういうことかというと・・・

 

例えば1試合が1時間、それが1日に2試合あるとした場合

普段高パフォーマンスの練習を1時間維持できる選手がいました

しかしその後極端にパフォーマンスが低下してしまいます

すると1試合目は自分の思い通りの試合が出来ても

2試合目は思ったような試合が出来ません。

 

 

さらに試合が2・3日連続する日程だった場合どうなるでしょうか?

どんどんパフォーマンスが落ちていくのは想像しやすいですよね?

 

 

以前、「量」を重視した場合デメリットとして疲労がキーワードに上がりましたが
反対に「疲労」と「回復」を繰り返すことにより慣れていきます

 

つまり「慣れ」こそが「耐性」なのです

 

もし競技特性により過密日程をこなすスポーツだった場合
ある程度「疲労に対する耐性」を考慮した練習量を設定していくことが大切です。

 

本番を想定し、高パフォーマンスを維持し続けられる耐性をつけることが「量」の最終的な目標なのです

 

 

 


もう一つのメリットとしては「安心感」です


ある程度の練習量をこなすと達成感があり

「これだけ練習したから大丈夫」

「頑張ってこれた自分はすごい」

など安心して大会に臨むことが出来ます


安定したメンタルで大会に臨めるのはとても大きなアドバンテージになると思います

 

が・・・・

 

この安心感を求める為、練習量がデメリットになります

日本特有かもしれませんが、昔から質より量の考えがあり
他人と比べて練習を多く行なうことで優位性をはかっていました

練習量を求めるため

練習を休むということが悪いことのように言われます

ケガをして大会で最高のパフォーマンスを出せなくても


「あれだけ練習したのだからしょうがない」と・・・
美談のように語られることも。

ケガをしてしまったら安心感も何も得られません

「量」は完全悪ではありません

得られるメリットも多くあるのです


しかしデメリットがあることもしっかり理解しなくてはいけません


ただやみくもにこなしていく「量」ではなく
自分の目標に合わせた「量」を設定していきましょう

 

あくまでも「質」と「量」はバランスです

どちらか一方だけでは完結しないのです

 

しかし昔からの考え方から見ると「量」に偏りすぎているようにおもいます

まずは自分の目標を確認し

それに合わせた「質」と「量」を考えてみてください

 

今回は以上になりますm(__)m

 

質と量の話は少し専門的で難しかったかもしれませんが

非常に大切なことです

もしわからないことや

気になることがあればお気軽にお問い合わせください

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございますm(__)m
また次回もよろしくお願いいたします( ゚∀゚ )

投稿者: くまがい接骨院

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